鶴林寺についたのは夕方だった。 午前中はふもとの遍路宿で障子を張らせていただいた。 金子屋さんといって、明るい笑い声が外まで響いてくるようなお宅だった。 そこを出てわずか4キロの上り坂だが、30キロの荷物を背負っての道のりは厳しく、2時間を要し…
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