中国茶的日々

2005年に上海田子坊で中国茶の店『臻茶林』を始める。北京南鑼鼓巷、浙江省烏鎮、江蘇省天目湖に支店。

抗生物質は毒でもある(かも)

私は医者でも科学者でもない、ただの生活者である。

なので何の医学的根拠も科学的裏付けもないが、あえて経験的推測でものを語る。

 

先日、子供の手が爛れて、皮膚科に行った。

手足口病ではないかと思ったから。

足や口は異常はなかったが、指先が爛れてじくじくしていた。

一件目の病院で貰った薬が効かないので、別の児童専門病院に行った。

皮膚科の医師から伝染病科に行くようにいわれ、血液検査の結果、しょうこう熱だと宣告された。

そこで抗生物質を10日間朝昼晩と飲み続けた。

3人の子供が全員しょうこう熱に伝染した。

学校は3週間休んだ。

クラスは消毒され、子供の在籍するクラスは登校時間や休み時間をずらして他の子供と接触しないよう配慮された。

ウィルスが体内に残っていないという証明を貰い、子供たちが登校して1週間くらい経った頃、 子供たちの異変に気付いた。

 

小4の娘が、急に身体にじんましんのようなブツブツが出始めた。

病院で検査すると、海鮮アレルギーなので魚介類は食べないように、と言われた。

これまでそんなことはなかった。

しょうこう熱のせい?

 

小一の双子の息子たちにも異常が起きた。

病気療養期間中の爪の製造細胞がどうもダメージを受けたらしく、ちょうどその頃に爪細胞が生み出したであろう部位に異常が見られた。

しょうこう熱のせい?

 

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私にはどうも、しょうこう熱のウィルスを撃退するために服用した抗生物質が、体内の免疫力や爪製造細胞にダメージを与えたのではないかと思える。

私の経験や知識を統合して演繹するとそう思えるので、強くは主張しませんが。

 

日本ではアレルギーの子供が増えていますが、ひょっとして抗生物質と関係があるのではないか、と、憶測したりもする。

生活環境が奇麗になりすぎてちょっとしたばい菌にも過敏に反応するようになったんだ、と思っていたけれど、 実は薬で免疫力を攻撃してこういう事態になっているのではないか、と。

 

薬は毒でもあるとは、昔から言われていることですが、 伝染病とか仕方ないところもありますが、 普段はなるべく薬を飲まずにすむものなら軽々しく飲まない方が身体のため、と、 改めて思いました。

さて子供がアレルギーから脱出することができるのか、 このままずっとこうなのかあるいはいつか免疫が復活してお魚がおいしくいただけるようになるのか、 親としては気がかりなところ。