中国茶的日々

2005年に上海田子坊で中国茶の店『臻茶林』を始める。北京南鑼鼓巷、浙江省烏鎮、江蘇省天目湖に支店。

六、四国遍路の旅(11)別れ

朝6時半起床。

むこうずねが張って痛い。

 

7時出発。

おヒゲさん、僕、メガネさんの順で歩く。

 

20キロの行程、途中一度だけしか休まなかった。

 

道中おばあちゃんから「ウチのそばやったらスイカでも切るんやけど」と言われる。

そのお気持ちいただきます。

 

心のお接待。

 

道で会う中高生は皆元気に挨拶してくれる。

こちらも負けずに返事をする。

 

道のわきで一服している工事の方に挨拶する。

その方が飛んで来てジュース代と言ってお接待くださる。

 

まだ開店前の茶屋で休んでいると、中から店の方が出てこられ冷えた梨をお接待してくださった。

その心地よいこと。

 

いよいよ十三番大日寺に着いた。

四時間で20キロ歩いた。

ここから3人バラバラになる。

僕は荷物で遅くなるし、お二人にはそれぞれの都合がある。

 

名残は尽きないが、いずれどこかでまた会わんその日まで。

お元気で。

素晴らしい時をありがとう。

 

各自思い思いに出発した。

 

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