2019年旧正月のお寺参りin上海
2019年が開けました。
中国は元旦に新年の挨拶をしますがそれは予行演習みたいなもので、
本番は旧正月。
今年は2月5日が旧暦元旦でした。
そして今日は旧暦1月5日。財神(商売の神様)の誕生日とされており、参詣者が多い日です。
まず、境内の売店でお線香やろうそくを買い、本堂の前の焼香所にお供えします。
財神に読経中のお坊さんたち。
お坊さんは妻帯しません。ちゃんと勉強して佛教大学を卒業して初めてなれる、いわば資格の必要な職業のようです。
それでは本堂を参拝します。
本堂のお参りを終え、隣にある7階建ての塔に登ってきました。
螺旋階段で登っていきます。
各フロアに薬師如来、文殊菩薩などいろいろな仏様がいらっしゃいますが、
最上階は科挙の試験に合格するのにご利益のあるという神様で、日本ではお目にかかったことがありません。
さすが1000年続く受験戦争の歴史を持つ国のお寺です。
そして毎年お正月のお寺参りの締めはこれ。
全てのお参りを終え、最後は中国独自の弥勒様が見送ってくださいました。
鉄筋コンクリート造りの本堂や仏塔、金ピカの仏様たちに囲まれると、
現世利益でお金持ちになれそうな気になるかも知れません。
上海観光の際にはぜひお寺参詣をお勧めします。
ネタがたくさんあります。