中国茶的日々

2005年に上海田子坊で中国茶の店『臻茶林』を始める。北京南鑼鼓巷、浙江省烏鎮、江蘇省天目湖に支店。

日韓併合による韓国人の改姓は強制ではなかったのかどうかについての考察

私は台湾に住んでいたことがありますが、その頃知り合った日本統治下で教育を受けたおじいさんが言っていました。
「許せないのはちょび髭生やした警官だ。奴らは事あるごとに台湾人をいじめるんだ。でも先生には今でも感謝している。そりゃ殴られたよ、『お前こんなんじゃ大学入れないんだよ!台湾大学の台湾人枠は○%しかないんだよ!』と言いながら泣きながら殴った。それで俺は大学に合格できて、今があるんだ。」
 
いつでも、上の方は理念理想に基いて素晴らしい言葉を語る。
ただ現実は、下々の方は必ずしもその理念に則って行動しているわけではなく、上の意向を忖度して陰に陽に圧力をかけてくる人もいる。
当時、日本名がないと手続きができないとか、子供が困るよとか、そういう状況があったことくらい想像できます。

 

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しかもこの新聞は日本語新聞で、読者は日本人か日本に留学したり日本の教育を受けた日本サイドの人向けだと思われます。
当時のマスコミは軍部の太鼓持ちのように、日本のいいところ、強いところばかりを国民に宣伝していた。
ゆえに、私はこの新聞記事を持って「ほら日本は強制なんてしていないじゃないか!」とは思えないのです。
 
最近のゆうちょの問題も、トップは成績を上げろとは言っても具体的に何をどうしろとまではおそらく指示していないでしょう?
それがノルマになり、現場は忖度して色々な手段を講じ、顧客を欺くことまでしてしまったのではないでしょうか。
ゆうちょの上層部はお年寄りが安心して暮らせるように!と考えていらっしゃったのかもしれませんが、騙されたお年寄りから見ればゆうちょはみんなペテン師だと思われても致し方ないのではないでしょうか。
 
ということで、私の言いたいことは、強制だったとか違うとかではなく、
活字をそのまま信じるな!ということ。
自分の頭の中でこれまでの人生経験に照らし合わせ、
真実をあぶり出すことでしか自分の認識を形成できない。
 
人の言うこと聞いて態度をきめるのは楽だけど、
もし失敗したら誰のせいにする?
他人のせいにしたって何も解決しないし誰も楽しくない。
自分が一番つまらない。