中国茶的日々

2005年に上海田子坊で中国茶の店『臻茶林』を始める。北京南鑼鼓巷、浙江省烏鎮、江蘇省天目湖に支店。

香港で中国人客ボイコットが起こった件について

香港のデパートなどでマナーの悪い中国からの客にもの申すという運動があったようだ。

諸外国からいろいろメディアに取り上げられ、中国のメディアでさえ中国人のマナーの悪さを話題にしている。

 

今日店でお茶飲みながら、中国人の家内や先日日本旅行してきた家内の友人が話していた。

 

「今は中国人が一番買い物するのにこんなことしたらもう誰も行かなくなっちゃうじゃない!客がいくらわがままでも我慢してもてなさなきゃ、それが商売よね!」

「誰だって我慢してるけど、もう我慢できる限界を超えちゃったんじゃないの。」

「こないだ日本に行ったとき、温泉に入ってたらよそのツアー客が子供に湯船の中でオシッコさせてたのよ、私びっくりしてすぐ出ちゃった!」

「お正月のテレビでも中国に招待された華僑が『みなさん、海外に行くのはいいけどもっとマナーを守って行動してください、海外にいる私たちは非常に肩身が狭い』って言ってたわよ」

「公共の場所で大声で話しながら歩いていて日本人に注意されたとき、それを恥ずかしいと思った友人が『私は韓国人です』って思わず言っちゃったんだって。」

「田舎の金持ちが困るのよね。金さえあれば何してもいいと思ってる。ツアーのビュッフェでそういうおばさんたちが我れ先に場所取りして食べきれないほど取ってテーブルに運んで結局ほとんど残して行っちゃった。そういう人たちが中国人の評判を落としてる。ほんと情けない。」

「日本の店員はすごいと思う。そういうおばさんたちが試食コーナーでむしゃむしゃ食べて買い物しなくてもありがとうございますって、笑顔でお礼するじゃない、文化が違うってこういうことよね。普通あれだけ食べたら買うでしょ?あんな鉄面皮、私だって頭に来るわ!」

 

などなど、とても盛り上がっていました。

このブログを読んでいただいた方にはくれぐれも中国人全てが品性がないとは思わないでいただきたいものです。

常識をある程度共有できる中国人もたくさんいますので。

 

ナニジンだから、っていう考え方は私は好きじゃない。

だから全ての韓国人が慰安婦報道を信じて日本を恨んでいるとも思わない。

マスメディアとは、スポンサーや権力の圧力で都合のいい部分だけ報道する、決して公平公正なものではないと思います。

 

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写真は烏鎮、現在開催されている灯籠祭りのひとこま。