白か黒か
軌道
人は機関車みたいだ。
最後まで燃料を焚き続けなければならない。
燃料は皆それぞれだ。
石炭であったり、ガソリンだったり、薪だったり、
夢だったり、恨みだったり、幸せな日々だったり。
燃料がなくなったときに、止まる。
だからなくなる前に燃料を補給し続けなければならない。
機関車はレールの上を走る。
レールも人それぞれ。
あらかじめ敷かれたレールを事故がないよう用心しながら走るもの、
いくつかの分岐点で迷いながら選択して走ってきたもの、
先が見えないほど長く続いているレール、
3mくらい先までしかないレール。
さしづめ自分は、
その都度目の前にレールを置きながらなんとか今まで走ってきた、
というところか。
学生時代は、研究所だ。
そこでいろんな機関車が作られる。
とにかく速いの、遅いけど馬力あるの、
遠くまで見通せるの、目の前しか見えないの、
なんかの拍子で後ろしか見えなくなっちゃったの、
地味なの、カラフルなの、
やたら目立つの、なんか知らないけど気になるの。
そんな奴らが卒業と同時に一斉に走り出す。
他人から見ると馬鹿に見えるかもしれない。
無駄に見えるかもしれない。
全く理解されないかもしれない。
でもそれがお前の燃料だ。
自信を持って焚き続けろ。
それをやめる時がお前の止まるときだ。
新型コロナウィルス考
今日の札幌はずっと雪が降り続いてる。
人間なんて所詮細菌の塊だろう。
ウィルスが一つ飛び込んできたからといってすぐに感染するわけでもあるまい。
体には異物を排除しようとする免疫機能がある。
その機能を上回る数が入ったときに、発症するのだと思う。
それこそ人によって、免疫力には差があるからウィルス何個以上でアウトとか言えるはずもない。
これまで社会は抗菌除菌で身の回りのバイ菌を減らすことに腐心してきた。
そうすることによって体はバイ菌の少ない世界に慣れ、さらには自分自身まで殺菌してバイキンを攻撃する味方の細菌まで減らしてきた。
日本人が東南アジアでお腹を壊す人が多いのもつまりそういうこと。
お腹も、人間のフィジカルもメンタルも何もかも、刺激がないと退化する。弱くなる。
社会もそう言える。
公平な世の中になれば人の活力はなくなる。
水は高いところにあるからエネルギーがあり、電圧があるから電流は流れる。
社会は不公平だからモチベーションも生まれる。
目標を設定するのは、時間軸上で自分に差をつけるため。
だから、頑張ることができる。
歳をとるということは、自分の経験を蓄積することで自分なりの判断基準を作っていくということなのだろう。
メディアの情報もそのまま信じるのではなく、まず自分の頭で考えて真実を推察するようになる。
コロナは、突然襲ってきた悪魔じゃない。
おそらくそれは生命が地上に生まれた時から存在し、生命世界にたびたび干渉しDNAになんらかの変化をもたらすことで、その種は新たな環境に適応してこられたんじゃないかな。
なんらかの大きな意思を信じる人には、あるいは神による命の淘汰と捉えるかもしれない。
弱きもの、必要なきものをふるい落とす網なのかも知れない。
変化は怖い。
コロナを受け入れて自分の命が淘汰されるかも知れない。
でも自分が変化しないと環境の変化についていけずに苦しむかも知れない。
ワクチンも怖い。
打たないとコロナにかかるかも知れない。
でもワクチンが効くかどうかも分からない、あるいはワクチンが自分の体にどういう影響や変化をもたらすのか分からない。
全てすぐには答えの出ない問題であり、
現段階では正解がない。
誰々がこう言ってるから、と他人に判断を委ねて失敗した時にその人を恨んでも全く意味がない。
自分で考え、自分で答えを見つけるしかない。
ポスト資本主義
新型コロナウィルスで露呈した日本の高齢化
日韓併合による韓国人の改姓は強制ではなかったのかどうかについての考察
最近の日本と韓国との関係に思うこと。
今日新内閣の顔ぶれが発表された。
河野さんが外相から防衛相に。
こりゃ当面防衛問題は進展しそうにないな。
毅然とした態度で韓国に挑み、多くの煽られている日本国民をスカッとさせた河野さん。
あくまで理を通し、相手の立場とか考えない言動は人を傷つけ、人はついてこないと思います・・・老婆心ながら。
その毅然とした態度でアメリカに日米地位協定の見直しを申し入れて日本国民を守ってもらいたいものです、もし本当に信念の人であるなら。
韓国は昔から強国の狭間で生き残りを模索してきた。
ずっと中国に傅き、ロシアに怯え、日本に占領され、アメリカの庇護のもとで独立した。
冷戦時代に共産党国家からの防衛最前線として米軍を迎え入れ、ソ連崩壊後も中国包囲網の一環として北朝鮮に対峙しながら今に至る。
その間に世界情勢は大きく変化し、中国が経済的に力をつけ日本をしのぎアメリカに迫り、
韓国の中国に対する経済的依存度が高くなった。
さて、韓国はどこに向かうべきか。
現時点でアメリカ一辺倒ではうまくない、中国一辺倒もちょっと怖い、
できれば両大国とある程度距離を置きながらうまく世渡りしてゆきたい。
今はそんな思惑なのではないでしょうか。
韓国の文大統領は対日強硬という面ばかり日本のマスコミで取り上げられているけれど、実は韓国を真に独立国として舵を取っていこうとしているのではないか?
そう思ったきっかけは、玉ねぎ男事件。
文さんはマスコミや世論の反対を押し切って疑惑の渦中にある彼を法相に起用した。
普通疑惑の人を使わないでしょ?
そこまでするのは、彼を信じていて、彼としかできないことをやろうとしているからだと思う。
それは、検察の解体、かな?
数日前にニュース番組で盧武鉉大統領の頃に文さんは腹心として検察に手を入れようとしたがかなわなかったと知りました。
今かれがトップに立ち、改めてやろうとしているんじゃないか?
そのために玉ねぎ君が必要なんじゃないか?
玉ねぎの皮をむくように次々に疑惑が出てくる、
実はそれは検察が組織を守ろうとして彼を陥れているのではないか?
日本も、角栄さんがやられたりムネオがやられたり、アメリカの意向に逆らおうとすると検察に刺される国だ。
だから今だに日米地位協定に手をつけようとする政治家はいない。
あるいは韓国の検察も、アメリカの意向を実行する組織なのかと勘ぐったりする。
そして日米から離れようとする文政権を陥れんがために玉ねぎ君を挙げたのかな。
エビデンスはありません、私の想像です。
今後はどう展開していくのか、
十年経ったらどうなっているのか楽しみですね。
もし統一に舵を切ったらおそらく北に吸収されて民主国家は終わる。
独立のまま中国重視に舵を切ったら、「朝鮮半島は昔は中国の領土だったよね?」とか言われて朝鮮省になるように持っていかれそう。
アメリカは中国の勢力を拡大させたくないから検察を操って防ごうとするだろうし。
日本も操られていますが・・・
韓国がネチネチと日本を突いてきてとうとう切れて啖呵を切ってスッキリするのは気持ちいいでしょうが、
一番それを喜ぶのは中国や北朝鮮だということをお忘れなく。
政府は国益を第一に考えるべきであり、喧嘩をするのが得か仲良くやるのが得か、よくよく考えて行動してほしいものです。
表は喧嘩しているように見せて裏工作しているという政治手法もありますが、
やってるのかよ?
民主主義は日本の将来を託すリーダーを国民が自ら選挙で選ぶことができる素晴らしい制度ではあるが、
国民を喜ばせて党の勢力を拡大し、次の選挙に勝たなければならないというのが弱点でもある。
どこへゆくのか日本
私は今の状況は欧米的資本主義の末期だと思います。
一千年の物語
「パパは忙しいんだからね。」
そう言われて子供は所在無げに、それでもパパのそばから離れなかった。
パパは一生懸命土を練っている。
やがてそれを台に乗せて形を作り始めた。
子供もパパの真似をして、
馬に乗る兵隊の姿や買っている犬や、
思いつくものをパパの練った土で作っていた。
パパの作品を釜に入れる際、子供の作った土の塊もいっしょに入れて焼いた。
その時はまさか千年後の未来に子供の作ったおもちゃが国家博物館に陳列されるとは想像もしなかった。
それがこれでしょうね。
景徳鎮は2000年くらい前から焼き物を作っていたらしいです。
その頃の窯はこういう感じ。
アヒルの卵に似ているので鴨蛋窯と言われたそうです。
その後規模の大きな窯ができ、中国各地に広まったというのがこれです。
そして北方に多かった窯はこちら。
饅頭に似ているので饅頭窯というらしいですがさすが北方、あくまで饅頭にこだわります。
景徳鎮も1700年ごろにはこの様な茶器を作っています。
はっきり行って今当時より進歩していない。というよりこの茶器の薄さはすごい。
内側に字が書いてあるように見えますがそうではなく、外の字が透けているのです。
現代の作品は古代のマネがせいぜいで、手工の技術は退化している。
季節は過ぎましたが漆器、すごい「春が来た〜*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*」感を感じます。
清の時代かな。
いろいろ楽しい博物館でした。
成都の博物館
上海は新興都市ですが、成都は流石に中国5000年の歴史を感じさせます。
ほぼ5000年前の椀です。
オシャレだと思います。
エジプトには文明はあったけどアメリカヨーロッパは影も形もない時代。
いい笑顔してますよね。
後漢時代、紀元100年前後の鏡を持つ女性。
指には何と指輪まではめている。
高貴な方の鏡係だと思います。
紀元100年頃のKARA
ちょっとインドっぽい?
足上がってないよ。
バックバンドのおじさんもニコニコ。
この人かなりノリノリ。
この2枚はさらに時代が下って1000年ごろのものですが、気が付いた事があります。
古代中国では出勤するときは皆帽子をかぶっている。
何故でしょう。
聖人君子に政治なんてできません
リストラが日本経済をズタズタにしたのでは
日本は戦後終身雇用方式で経済的に奇跡の躍進を遂げました。
その後バブルでコケてやれリストラだ、実力主義だ、ヘッドハンティングだとドライで殺伐としたシステムを取り入れたけど、 一時的に一部回復したかもしれませんが全体的に見ると全然良くなってませんよね。 終身雇用制とか、談合とか、悪く言われますが、本当にそれらが原因で日本経済は力を失ったんでしょうか?
続きを読む労働は押し付けられた義務だ
価値観の多様性に厳しい日本社会において、 ある日ふと疑問が湧いて授業をサボる、というのは私も経験したことがあります。 引きこもってしまうのは相当ダメージが大きかったということでしょうか。
自分は世の中の一員である。 この世界がなければ自分は無かったし、自分が消滅するときは自分の見ているこの世界も同時に消滅してしまいます。
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