中国茶的日々

2005年に上海田子坊で中国茶の店『臻茶林』を始める。北京南鑼鼓巷、浙江省烏鎮、江蘇省天目湖に支店。

最近の日本と韓国との関係に思うこと。

今日新内閣の顔ぶれが発表された。

河野さんが外相から防衛相に。

こりゃ当面防衛問題は進展しそうにないな。

 

毅然とした態度で韓国に挑み、多くの煽られている日本国民をスカッとさせた河野さん。

あくまで理を通し、相手の立場とか考えない言動は人を傷つけ、人はついてこないと思います・・・老婆心ながら。

その毅然とした態度でアメリカに日米地位協定の見直しを申し入れて日本国民を守ってもらいたいものです、もし本当に信念の人であるなら。

 

韓国は昔から強国の狭間で生き残りを模索してきた。

ずっと中国に傅き、ロシアに怯え、日本に占領され、アメリカの庇護のもとで独立した。

冷戦時代に共産党国家からの防衛最前線として米軍を迎え入れ、ソ連崩壊後も中国包囲網の一環として北朝鮮に対峙しながら今に至る。

その間に世界情勢は大きく変化し、中国が経済的に力をつけ日本をしのぎアメリカに迫り、

韓国の中国に対する経済的依存度が高くなった。

 

さて、韓国はどこに向かうべきか。

現時点でアメリカ一辺倒ではうまくない、中国一辺倒もちょっと怖い、

できれば両大国とある程度距離を置きながらうまく世渡りしてゆきたい。

今はそんな思惑なのではないでしょうか。

 

韓国の文大統領は対日強硬という面ばかり日本のマスコミで取り上げられているけれど、実は韓国を真に独立国として舵を取っていこうとしているのではないか?

そう思ったきっかけは、玉ねぎ男事件。

文さんはマスコミや世論の反対を押し切って疑惑の渦中にある彼を法相に起用した。

普通疑惑の人を使わないでしょ?

そこまでするのは、彼を信じていて、彼としかできないことをやろうとしているからだと思う。

それは、検察の解体、かな?

数日前にニュース番組で盧武鉉大統領の頃に文さんは腹心として検察に手を入れようとしたがかなわなかったと知りました。

今かれがトップに立ち、改めてやろうとしているんじゃないか?

そのために玉ねぎ君が必要なんじゃないか?

 

玉ねぎの皮をむくように次々に疑惑が出てくる、

実はそれは検察が組織を守ろうとして彼を陥れているのではないか?

日本も、角栄さんがやられたりムネオがやられたり、アメリカの意向に逆らおうとすると検察に刺される国だ。

だから今だに日米地位協定に手をつけようとする政治家はいない。

あるいは韓国の検察も、アメリカの意向を実行する組織なのかと勘ぐったりする。

そして日米から離れようとする文政権を陥れんがために玉ねぎ君を挙げたのかな。

エビデンスはありません、私の想像です。

 

今後はどう展開していくのか、

十年経ったらどうなっているのか楽しみですね。

もし統一に舵を切ったらおそらく北に吸収されて民主国家は終わる。

独立のまま中国重視に舵を切ったら、「朝鮮半島は昔は中国の領土だったよね?」とか言われて朝鮮省になるように持っていかれそう。

アメリカは中国の勢力を拡大させたくないから検察を操って防ごうとするだろうし。

日本も操られていますが・・・

 

韓国がネチネチと日本を突いてきてとうとう切れて啖呵を切ってスッキリするのは気持ちいいでしょうが、

一番それを喜ぶのは中国や北朝鮮だということをお忘れなく。

政府は国益を第一に考えるべきであり、喧嘩をするのが得か仲良くやるのが得か、よくよく考えて行動してほしいものです。

表は喧嘩しているように見せて裏工作しているという政治手法もありますが、

やってるのかよ?

 

民主主義は日本の将来を託すリーダーを国民が自ら選挙で選ぶことができる素晴らしい制度ではあるが、

国民を喜ばせて党の勢力を拡大し、次の選挙に勝たなければならないというのが弱点でもある。